人事制度の未来を語る

日本の未来を明るくするために、人事制度コンサルタントである私に何ができるかを探求したいと思います。

生きがいあふれる人生とは何か?

何が物足りなかったのか

 

前回からのつづきです。

 

社員さんに点数をつけない人事制度、

今でいうノーレイティング型人事制度を始めた当初は、

 

給与は年功的に上がっていく仕組みにしていました。

 

社員さんからの「ウケ」は良かったので、

悪くはないアイデアだったと思いますが、

 

どこか物足りなさを感じていました。

 

どんな物足りなさかというと、

臭いものにフタ」をしているような感覚でした。

 

給与という、不満の材料になりやすいテーマについて、

当たり障りのない解決策を選んだような・・・

 

私は自問自答していました。

 

本当にこのやり方で「生きがい」をつくれるのかな?

 

 

生きがいが高まる条件とは?

 

生きがい」とは何なのか?

 

「生きがい」が高まる条件の1つとして、

自分で考えて自分で決める』ということが大切だと考えています。

 

給与が年功的に上がっていく仕組みのなかには、

「自分で決める」という要素はどこにもありません

 

そこでふと気づいたのは、自分が、

給与は会社が決めるもの」という固定観念に囚われている

ということでした。

 

そして、生まれたアイデアが、

 

給与額を社員さんご本人が決める

 

ということです。

 

このアイデアが生まれた背景には、

私の個人的な体験もあるのですが、それは次回にします。